これからは科学技術!STEM教育で子どもの未来を伸ばそう

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STEM教育という言葉を聞いたことがあるでしょうか。科学技術やITの分野がますます発展していく現代社会において、これからますます重要になっていくといわれている教育分野です。今回は、子供の将来にも大きく影響すること間違いないSTEM教育についてご紹介していきます。

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STEM教育とは

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STEMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字をとって科学技術先進国アメリカで1990年代に作られた言葉です。これからさらに進んでいくIT社会において、国家の発展に寄与する重要な分野とみなされています。

STEMという単語には英語で「幹」という意味があり、まさにこれからの教育の根幹をなすものとしてみられていることもうかがえるでしょう。

STEM教育が広く世間に知られるきっかけとなったのはアメリカ合衆国のバラク・オバマ前大統領。彼が大統領在任時に、STEM教育を国家の優先課題の一つとして取り上げたことでSTEM教育に対する注目が集まり始めたとされています。

STEM教育は科学技術の分野で将来的にリーダーとして活躍することができる人材を育成することを目的としています。

科学・技術・工学・数学の理数系分野の教育に力を入れることが、これからの科学技術及びビジネス分野で国際競争力を高めていく手段だと広く考えられています。そのため、技術立国を志す多くの国々が国家戦略として取り入れ始めているのが現状です。

世界中で重要視され始める

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最初にSTEM教育が提唱されたアメリカ合衆国ではその進展のために、移民の受け入れに際してSTEM分野で高い能力を持つ人物を優遇するなど、様々な政策を実行しています。

NASAのような高い科学技術を持つ組織がSTEM教育を促進するプログラムやカリキュラムを開発したり、大学がSTEM教育を専門とする教育者を育成するための修士プログラムを開設したりするなど、官民一体となってSTEM教育の発展に尽力しています。

アジアでは、タイが2013年から政府がSTEM教育についての取り組みを本格的に始めました全国に12校のSTEM教育推進校を設置、100人のSTEM大使を任命など、STEM教育に関するカリキュラムや教材の開発が進んでいます。

日本のSTEM研究者もタイに赴いて調査を行うなど、STEMの分野では日本よりも進んだ教育が行われています。

日本でのSTEM教育の現状

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文部科学省は2020年から小学校でプログラミング教育を必修化することを発表しました。しかしまだ本格的な教育機関や設備は少なく、アメリカやその他STEM教育に積極的に取り組んでいる国々に一歩遅れを取っているのが現状です。

日本でSTEM教育を研究している機関の一つとしては、埼玉大学STEM教育研究センターが知られています。埼玉大学では2002年にSTEM教育研究センターを開設しました。

ここでは、教育方法や指導者育成を研究する専門家を中心に、外部の共同研究機関や大学周辺地域を中心とした教育現場と連携し、ロボットやレゴブロックなどを教材とした教育カリキュラム「SSCIP(スキップ)」の普及を進めています。

無料体験教室や、オリジナルサッカーロボットの作成など、子どもたちが積極的に参加できるイベントを数多く開催しており、これからの日本のSTEM教育をリードしていくとみられる教育機関です。

埼玉大学STEM教育研究センターHP

楽しく学べる教材の開発が進む

今大人気の「レゴブースト」


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STEM教育の成否は幼少期にかかっているとも言われています。とはいえ、複雑で難しい内容となりがちなSTEM教育。それをわかりやすく、子どもが楽しみながら学ぶことができる手段として、様々なおもちゃが考案され続けています。

その中で、一番注目を集めているのがレゴ。世界中の子どもたちが誰もが一度は夢中になるあのブロックです。

レゴは1998年にはすでに「MIND STORMS(マインドストームズ)」という、レゴブロックを組み合わせて作ったロボットに自らプログラミングして動かすことができる商品を発売し、STEM教育をリードしてきました。

今年8月には、7歳以上を対象とした新商品「レゴブースト」発売開始しています。

レゴブーストは、レゴブロックにモーターとセンサーを取り付け、無線で接続したタブレットを使ってプログラミングをし、動かすことができるキットです。

付属されているアプリを使ってプログラミングをすることができます。アプリはタブレットでアイコン化されたコードをドラッグ&ドロップするだけで、直感的に基本的なプログラムを作成できる仕様となっています。

レゴブーストの特長はブロックを組み立ててロボットを作成することと、プログラミングの両方を同時に学ぶことができる点です。楽しみながら子どもの創造性を強く刺激し、成長させることができるでしょう。

日本初のSTEM教育キット「KOOV

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ソニーのグループ企業で、教育関連の商品を展開するソニー・グローバルエデュケーションが発売したのが「KOOV」です。

透明なブロックにLEDやモーター、光センサーを組み込み、パソコンやタブレットでアプリを操作してプログラムを組むことができます。

アプリには基礎を学べる「がくしゅうコース」、ロボットの設計図入りの「ロボットレシピ」、そして創造性豊かにロボットを作成できる「じゆうせいさく」の3つのメニューがあり、段階的にプログラミングを学びながらSTEM教育を進めていける仕組みとなっています。

まだ値段も高く、一家に一台というのは難しいかもしれませんが、開発が進んでいけばより安価にお求め安くなっていくはずです。STEM教育の大きな味方となってくれることでしょう。

まとめ

(画像提供元:photoAC)

科学技術や経済において、将来的な国際競争力に大きな影響を与えるとされるSTEM教育。技術大国を自任しつつも、日本のSTEM教育はまだ若干遅れを取っている状態です。

ものづくりの国日本をこれからも維持し、そしてさらに発展していくためにも、今後ますますSTEM教育は必須のものとなっていきます。

家庭においても、STEM教育のプログラムに参加などして楽しく学べる機会を作り、積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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