ミネラルウォーターやウォーターサーバーよりも浄水器をすすめる理由

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(画像提供元:photoAC)

結論から言います。この記事は安全で安心、それでいて安く水を飲むには、浄水器を使うといいよという内容です。

「水はミネラルウォーターやウォーターサーバーがあるから浄水器はいらないよ」という方、もしかすると損をしているかもしれません。

「うちは浄水器を設置しているよ」という方も少し待ってください。本当に今の浄水器で安全な水が飲めているのでしょうか?

ヒトの体内の水分は、体重の約60%を占め、血液、排せつ、汗(体温調節)など、私たちの生命活動に欠かせないものです。

個人差はありますが、成人の1日に必要な水分は2.3リットル。食べものから摂取する水分を除き、1.5リットルの摂取が必要だと言われています。

それだけの量の水を摂取するのですから、水に含まれる物質、つまり安全性に注意を払う必要があります。

その一方で気になるのが費用。

安かろう悪かろうでは困りますが、生涯にわたり安全な水を飲むためには、費用が掛かり過ぎては飲み続けていけません。

安全かつ安く水を飲むためには何から水を飲めばが良いのかを知るために、まず最もコストが低い水道水とコストのかかるミネラルウォーター(ウォーターサーバーも含む)の安全性を検証をしました。

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水質基準は水道水のほうが厳しい

(画像提供元:photoAC)

水道水とミネラルウォーター(ウォーターサーバーも含む)の衛生を管理するのは厚生労働省ですが、管理する法律が違うのです。

水道水:水道法

ミネラルウォーター(ウォーターサーバーも含む):食品衛生法

ミネラルウォーター(ウォーターサーバーも含む)は清涼飲料水に分類され、食品衛生法が適用されます。

そして、法律の違いにより、水道水と(ウォーターサーバーも含む)ミネラルウォーター(ウォーターサーバーも含む)の水質基準項目も異なります

水道水:51項目

ミネラルウォーター(ウォーターサーバーも含む):39項目

水道水のほうが、守らなければいけない水質基準の項目が多いんですね。

さらに水質基準項目の厳しさをみてみましょう。

水道水の水質基準項目51項目のうち、25項目がにおいて水道水の基準が厳しく、残り24項目が同等、ミネラルウォーターの基準のほうが厳しいのは2項目です。

下の表にあるとおり、ヒ素、鉛、亜鉛などは、水道水よりもミネラルウォーター(ウォーターサーバーも含む)のほうが5倍も基準が緩いんです。

なんとなくミネラルウォーターのほうが安全性が高く、健康に良いという印象がありますが、実は水道水のほうが厳しい基準で管理されていて安全性が高いのが事実。

その理由は、水道法 第一章の第二条にも明記されているように、「水道が国民の日常生活に直結し、その健康を守るために欠くことのできないもの」だからです。

ミネラルウォーター(ウォーターサーバーも含む)は、あくまでも嗜好品なので、水道水よりも水質基準が緩やかになっているようです。

  • 水質基準値が同等のものを除く水質基準項目

水質基準項目

基準値

基準が厳しいのは

水道水の基準値

ミネラルウォーター
(殺菌又は除菌を行うもの)

ヒ素

0.01mg/L以下

0.05/L以下

水道水

0.01mg/L以下

0.05/L以下

水道水

フッ素

0.8mg/L以下

2㎎/L以下

水道水

マンガン

0.05mg/L以下

2㎎/L以下

水道水

ホウ素

1.0mg/L以下

30/L以下

水道水

有機物

3mg/L以下

3㎎/L以下

水道水

亜鉛

1.0mg/L以下

5㎎/L以下

水道水

 2-メチルイソボルネオール

0.00001mg/L以下

基準なし

水道水

 pH

5.8以上8.6以下

基準なし

水道水

アルミニウム

0.2mg/L以下

基準なし

水道水

 カルシウム、マグネシウム等(硬度)

300mg/L以下

基準なし

水道水

 クロロ酢酸

0.02mg/L以下

基準なし

水道水

 ジェオスミン

0.00001mg/L以下

基準なし

水道水

 ジクロロ酢酸

0.03mg/L以下

基準なし

水道水

 トリクロロ酢酸

0.03mg/L以下

基準なし

水道水

ナトリウム

200mg/L以下

基準なし

水道水

 フェノール

0.005mg/L以下

基準なし

水道水

 亜硝酸態窒素

0.04mg/L以下

基準なし

水道水

 一般細菌

1mlの検水で形成される集落数が100以下

基準なし

水道水

 陰イオン界面活性剤

0.2mg/L以下

基準なし

水道水

 塩化物イオン

200mg/L以下

基準なし

水道水

 蒸発残留物

500mg/L以下

基準なし

水道水

 大腸菌

検出されないこと

基準なし

水道水

0.3mg/L以下

基準なし

水道水

 非イオン界面活性剤

0.02mg/L以下

基準なし

水道水

トリクロロエチレン

0.01mg/L以下

0.004/L以下

ミネラルウォーター

 1,4-ジオキサン

0.05mg/L以下

0.04/L以下

ミネラルウォーター

(参考)

・厚生労働省 水道水質基準 食品別の規格基準(清涼飲料水)

水質基準の厳しい水道水は本当に安全なのか?

(画像提供元:photoAC)

ミネラルウォーター(ウォーターサーバーも含む)よりも水道水のほうが厳しい基準で管理されていることがわかりましたが、絶対に安全なのでしょうか?

水道水でよく話にあがるのがトリハロメタン

トリハロメタンは、浄水場で添加される塩素と水に含まれる有機物が結びついて発生する物質の総称で、代表的なものにクロロホルムなどがあります。

トリハロメタンが問題視される理由は、発がん性物質であること。浄水施設の能力が向上して、水道水に含まれるトリハロメタンは減っていますが、ゼロではありません。

では、水道水の安全性を高めるには、どのようにすれば良いのでしょうか?

水道水と浄水器の組み合わせが最強

(画像提供元:photoAC)

水道水をさらに安全性の高い水にするためには、現時点では、浄水器を設置する方法が現実的で最強です。

ただし、浄水器の中でも、品質や機能が高いものとそうでないものがあり、性能はピンキリなんです。

そんな浄水器の中から、粗悪な浄水器を選んでしまわないために、知っておくべきことがあります。

それはNSFマークのある浄水器を選ぶということ。

NSFが認証する浄水器を使う

(画像提供元:photoAC)

NSFとは「National Sanitation Foundation International」の略で、簡単に言うと衛生安全に関わる国際機関のこと。

衛生安全に関わる製品に対して審査を行って品質や安全性を評価する機関で、どの国にも属さない独立しているので信頼のおける機関なんです。

NSFの提供する主なサービスはこんなものがあります。

  • 衛生安全に関わる製品の認証
  • HACCP900の審査登録業務
  • ISOの審査登録業務

HACCP9000:食品の衛生管理手法(HACCP)と品質マネジメントシステム(ISO)を融合した食品の安全と衛生管理を目的とした新しいマネジメントシステム

高品質を保証する「NSFマーク」

NSFマークがある製品は高品質で安全が認められている製品と判断できます。

例えば浄水器などの製品では、「浄水器の素材から飲料水に有害物質は混入しないこと」などの条件をクリアし、5年に1度の試験、年1回の生産工場への抜き打ち検査が実施されます。

これらの厳しい審査に通った製品がNSF認証をうけて、NSFマークを付けることが許されています。

NSFが対象とする製品は浄水器のほかに、食品機械、飲料水添加剤、水泳プール・温泉・浴槽用部品などがあります。

参考:日本ガス機器検査協会

NSFマークのある浄水器

浄水器はたくさんありますが、NSFマークのある浄水器となるとかなり絞られてきます。機能やコストの観点で厳選したNSFの認証を取得している浄水器を2つ紹介します。

MONOシリーズ クリンスイMD111


写真は
MONO MD111-WTタイプです

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公式サイト

三菱ケミカルクリンスイの蛇口直結型タイプの浄水器です。おすすめの理由は、カートリッジの耐用期間が長いこと。

蛇口直結タイプの浄水器カートリッジの交換は平均2カ月ですが、クリンスイMD111業界最長の3カ月

カートリッジに窓が付いていて外からカートリッジの汚れが確認できるので、交換時期が一目でわかる安全とコスパに優れる浄水器です。

取り付けとカートリッジの交換も簡単で、ほぼすべての蛇口に取り付けができます。

浄水・原水ストレート・原水シャワーの3段切り替えになっていて、洗い物など浄水が必要ないときは原水モードを使えるので無駄にカートリッジを消費することもありません

  • 価格:¥8,640(税込み)
  • カートリッジ価格:¥5,076(税込み)
  • 交換期間:110リットルの使用で3カ月(2リットルのペットボトル450本分)
  • トリハロメタン浄水能力:80%除去
  • サイズ:幅138mm×奥行58mm×高さ103mm
  • 月額1,000円のレンタル浄水器サービスがお得

1年毎に新品の本体に無料で交換

3カ月ごとのカートリッジ交換が無料(送料無料で自動配達)

・更新月(契約月の1カ月前)の解約は無料

・その他の月での中途解約は蛇口直結型は3,000(税込)が必要

家族4人(1日あたり2リットル)でのコスト比較

・クリンスイ:年間12,000円(レンタル浄水器)

・ミネラルウォーター:年間65,700円(2リットル190円)

・ウォーターサーバー:306,000円(12リットル1,260円)

マルチピュアMP400SC

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公式サイト

マルチピュアは飲料水からトリハロメタンを除去するためにライス兄弟によって創業されたアメリカで40年以上の実績を持つ浄水器メーカー

おすすめの理由は、高い浄水性能。マルチピュアは世界で初めて活性炭フィルターの開発と実用化に成功し、92.9%99.9%の高い除去率で98種類もの物質を取り除くことができます。

マルチピュアの浄水器の価格は決して安いものとは言えません。しかし、除去できる物質と除去率をみればその価格にも納得いただけると思います。

除去できる物質:https://multipure.co.jp/item/mp400sc/

MP4000SC123リットル)は据置型で、家族4人をカバーする浄水器です。

他に据え置き型では、コンパクトなアクアボーイMODEL-250SSCT115リットル)、大人数用のMP750SC146リットル)も用意しています。

  • 価格:95,040円(税込み)
  • カートリッジ価格:¥17,280
  • 交換期間:123リットルの使用で1
  • トリハロメタン除去率:99.8
  • サイズ:円形タンク直径105.0mm×高さ189.0mm
  • 別機種MP880SC2,880円(税込み)でレンタルが可能

・月々のレンタル料金のみで年一回のカートリッジ交換費用が不要

165リットル使用で約12ヶ月使える

MP880SCも浄水性能はMP400SCと同じ

家族4人(1日あたり2リットル)でのコスト比較

・マルチピュア:年間34,560円(MP880SCレンタル浄水器)

・ミネラルウォーター:年間65,700円(2リットル190円)

・ウォーターサーバー:306,000円(12リットル1,260円)

まとめ

(画像提供元:photoAC)

前半では私たちの生活と生命に欠かすことができない水について解説をしました。

安全性が高く、健康にも良いと思ってきたミネラルウォーター(ウォーターサーバー)ですが、実は水道水よりも水質基準が低く設定されています。

厳しい水質基準を設定している水道水もかなりの量が減っているとは言え、トリハロメタンなどの物質は少なから含まれています。

そんな状況の中、安心して安全な水を飲む方法としてNSF認証の浄水器を提案します。

掛かる費用も、ミネラルウォーターやウォーターと比べても圧倒的に安いことがおわかりいただけたと思います。

浄水器で気を付けるべき点は、カートリッジが古くなってくると、ろ過した物質が水に溶けだしてしまうと言う点です。

ですので、定期的にカートリッジ交換は確実にしてください。

先に紹介をしましたが、レンタルサービスを使うと時期が来れば自動配達されるので、交換忘れがなく便利です。

また、朝いちばんなど浄水器の使用に時間があいてしまったときは、カートリッジ内で水が溜まり、不純物が溶け出している場合もあります。

そんなときは、しばらく水を出してから使用するといいですよ。

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